wechat(微信)は、中国IT企業大手テンセント(騰訊)が提供する無料チャットアプリです。

中国と何かしら関わっている方、ビジネスされている方は、

必ずと言っていいほど、WeChatのアプリがDLされているでしょう。

(電話番号よりもWeChatの番号を先に聞かれるくらい)

具体的なWeChatの規模感は、

登録アカウント数は、13億人。アクティブユーザー数は、7億人。

ちなみに、LINEの登録アカウント数は、5.6億人。アクティブユーザー数は、2億人。

(2016年4月末日時点)

中国人はもちろんですが、台湾、マレーシア、香港等の東南アジアでも使われています。

(上記数字は公表時点の数字なので、現時点ではさらに増加中。)

FacebookやTwitterが使えない中国にとっては、WeChatを必須のツールです。


wechat(微信)で、何ができるの?


①チャット(テキスト、音声)、無料電話、ビデオ通話、モーメンツ(情報のシェア)、ファイル共有

②電子決済(微信支付,wechat pay wechat payment)、振込も可能。

 (WeChatに電子マネーをチャージして支払う。銀行カードと紐付けて支払う事も可能!)

 (デビッカードの使い方に似ています。)

③飛行機、新幹線のチケット予約購入、水道光熱費の支払い(一部大都市圏のみ)、红包(お年玉)、映画館のチケットも購入可能。

④法人はWeChat公式アカウントを取得する事ができ、自社の広告配信、クーポン発行が可能です。


最近のトレンドとして、Weibo(微博)(twitterの様なもの)よりも、

WeChatを使って、広告配信することが

中国では一般化しつつあります。公式アカウントをフォロー者を選別して、特定のフォロワーに

広告配信をする事も可能です。

移り変わりの激しい中国、単純に安く、品質が良いだけでは顧客を獲得する事が出来なくなってきました。


中国で活躍中の日系企業であるUNIQLO、無印良品、象印、それ以外にも

日系美容院、サービス業さんも多くの企業がWeChat公式アカウントで広告配信を行っています。

SNSを活用し、口コミでファンを増やしていく、中国では重要なプロモーション活動です。